ごく普通の男 その3

ごく普通の男

 

すべて社会が悪い。

あいつが悪い。

あいつらが悪い。

そんな経験など一度もない。

僕の会社での評価は下から数えた方が早い。

よく怒られる。

一応責任者になっているから部下のミスでも怒られる。

でもあいつのせいでこうなってしまったとかは思った事はない。

部下の気持ちも分かるからだ。

平社員からそのまま責任者になると部下の気持ちがわかってしまうので困る。

急に違う部署の責任者になったとしたらそんな事はないかもしれない。

でも分かっちゃうんですよ。同じ部署からその責任者になってしまったから。

彼らは言い訳をする。しかし僕には言い訳には聞こえず自分でもそうだったなぁと思ってしまって責める事ができない。

中間管理職はツライよ。

上からの情報をそのまま伝えたり下からの意見をそのまま上に伝える役目。

うまく行っている時は何事も起こらないがトラブルが起こるとたまったものではない。

「意味をお前なりに噛み砕いて伝えなきゃお前がいる意味がない。」

だいたいそう言われる。

そう、伝書鳩はいらないって事。

僕もそう思う。

いらないものは省けばいいのにいまだに中間管理職制度がある。

中小企業で社員の半分くらいが何らかの役職になっているって事。

何それ?

どう言う事?

また愚痴みたいになっちゃうからやめておこう。

先に一つだけ言っておきたい事があるが基本的に会社のことが好きだ。

そして経営者である社長には尊敬の念しかない。

でも言いたくなってしまう。

心で思っていることを口に出してしまう。

で、誰かの反感をかってしまう。

この繰り返しで生きてきた。

いずれポイッと捨てられてしまうのだろう。

それは自分でも分かっている。

だから違う何かをしようと思った。

思っただけだよ。

こんな人間だから。

仕方がない。

でも本当に何か考えないとだな。

つづく。

 

コメント

タイトルとURLをコピーしました