ごく普通の男 その5

ごく普通の男

 

そろそろ何かを考えなくてはいけない。

ビジネスでも趣味でも良い。

無理やり探しても失敗すると思い自分の直感を待っていたが何も起こらないまま時間は過ぎていった。

自分からアクションを起こさないといけない。

そんな事は分かっている。

何で実行できないか?

失敗するのが怖いからだ。

まわりの人に「俺こういう事やってみたいんだよね。」

そんなこと言ったらやんなくちゃいけないじゃん。

それを友達が言ってきたら多分僕は「やれば良いじゃん」っていうと思う。

でも失敗したことを思うと何と声をかけて良いかは分からないし優しい言葉をかけたとして相手が甘えてきたら困る。

僕がそう言ったら相手もそう思うのであろう。

そんなことが頭に入ってきてますます実行に移せないし考えることもできない。

夢は何ですか?

たまに合コンで女の子から聞かれたこの質問。

いつもの答えは世界征服。

それでスベったら普通の家庭が築けたら良いなという回答。

今考えたら夢について何も考えていなかったと思う。

子供の頃からずっとプロ野球選手と答えていた。

しかしすでに僕は34歳。

公務員になることも野球選手になることもジャニーズに入ることも夢のまた夢だ。

夢は諦めた。

浅草キッドという歌でこのフレーズがあったと思うが僕には夢すらない。

歌詞にもできない。

何と情けない。

自分で自分のことを知るほど情けない。

過去を振り返らないと言う経営者やその他の成功者は言うが振り返るほどの過去がない。

馬鹿みたいに若気の至りで警察のお世話になったこともない。

反抗期の時も誰かに迷惑をかけるでもなくスポーツに打ち込んでいた。

何もないとはこのことだ。

どうしよう。

とりあえず自分がアクションを起こせるように何かをしよう

と思う。

つづく。

 

コメント

タイトルとURLをコピーしました