ごく普通の男 その9

ごく普通の男

 

前回は猫のお話になってしまった。

でも今回も猫のお話。

今まで仕事の話をしてきたがどうでもよくなってしまった。

猫がいるから。

今みたいに依存しているともし居なくなったり死んでしまったときに立ち直れなくなるからやめておこう。

でもそこしか見れなくなっちゃう。

仕方ない。

人間だもの。

ゆっくり動いてゆっくり落ち着く。

ときにはとんでもない速さで走り出す。

そこがまた良い。

人間より短い命なのにこんなにゆっくり暮らせるなんて尊敬できる。

ゆるい生き方。

この忙しい日本の社会では考えられない。

でも誰よりも力強く生きている。

自分の家がない、保険もない、年金もない、明日が保証されていない。

それでも前を向いて常に上から目線で生きていける。

すごい力強い。

僕には出来ないな。

あの肉球がそれを支えているんだろうな。

たまにスフィンクスみたいな座り方しているときの手がたまらないんだ。

ずっとそのままでいて欲しい。

明日から仕事出勤だと思うと滅入るな。

まあまたこのニャンに会えると思えば頑張れるかな。

このニャンを見ていると何もしなくても良いんじゃないかなと思えてしまう。

それはいけない。

廃人だ。

ニャンは仕事しなくても力強く生きていけると思うけど僕は仕事をしなければ死んでしまう。

そう思っているから搾取される側なんだろうな。

あれ?

何か考えなくてはマズいと言う話だったような。

何かを考えよう。

そう思っていただけだった。

つづく。

 

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