現実へ戻される その10

現実へ戻される

いま日本はゴールデンウィーク真っ只中だ。

サービス業以外の人達は長期休暇に入っている。

家族サービスをしたり恋人同士がレジャーに出かけている。

僕のゴールデンウィークといえば家にいる。

特に何もない。

インドに行ってしまってお金がないのもあるが特別したいことなどなかった。

ちょっと前までカメラを持ってどこかへ行こうかと考えていたがそんな気分ではなくなってしまった。

嫌なことがあったわけではないが少し疲れていた。

今までそんなに週末出かけたりしなかったので少し無理をしていたのだと思う。

今回はどこにも行かない。

でも彼女の家の近くにいる猫たちには会いに行った。

僕は猫が好きだ。

彼らは僕が持ってくるエサを待っているのかもしれない。

そうだったとしても全然構わない。

僕が会いに行って彼らが出てきてくれるだけで良いのだ。

みんなが出てきて元気な姿を見せてくれれば僕は安心するし癒される。

中には動物が嫌いな人もいるだろうができれば外で猫や犬を見てもそっとしてあげてほしい。

僕は多分モフる。

外猫でも全然関係ない。

いつも彼らをモフモフしている。

彼らはどう思っているか分からないがその時が幸せなのだ。

わざわざどこかに出かけなくてもこんなに楽しいところがあるではないか。

ありがたい。

ちょっと車を走らせればこんなところがある。

最高だな。

もちろん写真も撮る。

最高にカワイイ。

多分猫は自分が可愛いのを知っているのだろう。

そう思える。

みんながエサを食べてポテッと横になる。

全部で11匹いる。

もしかしたら僕の知らないところで家族がいるかもしれないからもっといるのだろう。

みんな目の前の広い家に入っていく。

ここの奥さんがエサをあげているらしい。

たまに出てきては挨拶をしていた。

おにぎりをくれたりコロッケをいただいたこともある。

しかしいただいたものはだいたい猫に食べられてしまう。

やはり日本は平和だった。

世界が全て平和ではないがここは平和だ。

なんとか彼らの平和は守ってあげたいな。

いつもここにきてだいたい2時間くらいいるとだんだん猫が帰っていく。

全部の猫が帰ると僕も帰る。

そんなことを繰り返していた。

ここに来る時はだいたい彼女と来ている。

僕たちは無類の猫好きだからだ。

近所の猫であれば見ると必ず反応してしまう。

でも過剰に反応しておいでおいでってすると逃げちゃうし逃げた時に車に轢かれちゃうかもしれないからそういうことはしない。

僕もそうだが猫は逃げている時に前しか見ていない。

まわりを見ないのだ。

それは仕方がないのだ。

僕は猫を大事にしたい。

というよりもそれぞれの生活を大事にしたい。

僕自身誰かに干渉されて生きていくことをよく思っていない。

他の人に対しても何か干渉することがあるならそれは仕事だけだ。

個人の生活に口出しできることなんて僕には何もないのだ。

ただ猫たちには幸せになってもらいたいな。

つづく。

 

コメント

タイトルとURLをコピーしました