気付き その2

気付き

ゴールデンウィークが終わった。

寒いと感じていた日は少しずつ涼しいと思うようになり、だんだん暖かい日が増えてくる。

そしてここから湿気が出てきて梅雨になっていく。

毎年そうだ。

僕たちの仕事はこの時期が本当に嫌だ。

ちょっとでも油断するとすぐ材料が錆びる。

錆びた製品をユーザーに納品したら大変だ。

僕たちではなく窓口にクレームがいく。

塗装したりメッキの製品であれば問題はないだろう。

しかしうちがお客さんに納めている製品の中には表面加工のないまま納めているものもあってこれが厄介だ。

本当は作れる時に在庫を作っておきたい。

しかしそうしてしまうと在庫が錆びてまた錆び取りをしたり最悪の場合には作り直しになってしまうのだ。

もともと製造業では在庫は作る意味がないと僕は教えられてきた。

なんとなくは分かる。

しかし全てではないと思っている。

僕の責任の範囲では在庫を作らせている。

材料のムダ、在庫をする場所のムダなどを管理者から確認されたら僕は怒られるだろう。

これは僕の判断だから怒られても仕方がない。

本来であれば上司に相談や報告をしてからこういうことをするものだ。

僕自身そんなことは分かっている。

しかしそれに対する理由や書類の提出のことを考えると面倒くさくなり何も言わないでやってしまう。

会社という組織の中で僕という人間は厄介だと思う。

報連草がしっかりしていないから。

本当は製造だけしていればいいのならどんなに楽なことか。

もともと物づくりは好きだ。

物や人の管理はあまり好きではない。

こういう立場になっってやっと分かった。

でもこれが仕事だから仕方がない。

この仕事でお金をいただいて生活をしているのを僕は理解している。

あまりにも向いていないと判断したら退職すればいい。

僕一人がいなくなったところで会社がどうこうなるものでもないのだ。

誰かがいなくなっただけでおかしくなってしまう会社はやばいと思う。

そのくらいの気持ちでいないとちょっとおかしくなってしまうだろう。

楽な気持ちというと誤解が生じるが自分を追い詰めながら仕事をすると大変なことになってしまう気がする。

技術を追求するのとは訳が違うと思うし人間が人間としておかしくなってしまうのであればそれはやめた方がいと思う。

自分を大事にしよう。

何かが起きても会社は面倒みてくれないし僕も会社のせいにも出来ない。

自分のことは自分が一番よく分かっているはずだけど時々自分を見失うこともある。

そういう時はだいたい他の人が気付いているはずだ。

言ってくれるか言ってくれないかは別としてあいつ何かおかしいなとみんな思っているはずだ。

だから会社内でのコミュニケーションが重要なのである。

会社内で話すことは仕事だけの話ではない。

それぞれの人と人との会話もあっていいのだ。

決してムダではないと思っているがあまりに長いとちょっと後にしてくれないかなと思ってしまう。

そういうこともある。

いろいろな人が同じ会社で仕事を中心に生活をしていて同じ目的を持って行動を共にしている。

その中で争いも生まれてくるだろう。

しかし他人に尊敬の念を持って生きていけないと良くないと思う。

理由はあまりないのだがなんとなくそう思う。

良くないことをするといつか自分に帰ってくる。

いいこともそうだと教えられて生きてきた。

本当にそうなのかなと思いつつも頭の片隅にはその事があった。

自分の中で否定したとしたらこんなに長い間覚えていないだろう。

多分今まで言われてきたことは合っていると思う。

ずっと信じるつもりはないが他人を尊重しながら生きていこうと思った。

つづく。

 

コメント

タイトルとURLをコピーしました