暑さ その7

暑さ

お茶が入ったままゴミ箱に捨てるのは久しぶりだな。

そう思いながら僕はペットボトルのお茶をゴミ箱に捨てた。

本来ならばお手洗いなどでこのお茶の中身を捨ててからゴミ箱へ捨てるものなのだがこの時の僕はちょっとしたショックがありそんなことまで気がきかなかった。

すぐにでもこのお茶とおさらばしたい。

そう思っていたのだ。

お茶が飲めないことはよく分かった。

それでも時間が経てば喉が渇くだろう。

やっぱりコーラしかないな。

そう思い僕はコーラを買った。

ちなみに僕は米ドルしか所持していなかったが空港内ではたいていのお店が米ドルを受け取ってくれた。

もし中国元にして余ったりしたらどうすれば良いのか分からない。

とりあえず使えて良かった。

時間は過ぎていき搭乗までの時間も迫って来た。

僕は時間を気にしていた。

なぜかというとスマホの時間と空港の時間が違うのだ。

多分設定すればそんなのすぐ解決するはずなのだがなかなか設定の仕方が分からず搭乗時間を示すディスプレイから目が離せなくなっていた。

もしここで時間を間違えて乗れなかったらと思うとゾッとする。

その間僕はここでどうすればいいのだろう。

そんなことばかり考えていた。

いつもは時間にルーズな僕もさすがにそうはいかなかった。

そして困ったのが搭乗するゲートがどんどん変わっていくのだ。

さっきまでの情報と違ったものになりゲートを間違えて乗れなかったなんて事のないように気を遣っていた。

搭乗時間になり僕はゲートに行った。

ここでも結構みんな並んでいる。

僕は並ばなかった。

並んでも仕方ないからだ。

確かに早く座れることは安心できるし落ち着ける。

しかし僕にはその必要はないのだ。

前にも言ったが飛行機が出発する時間は変わらないのだ。

僕は最後の方に乗った。

そして荷物の置き場の心配もなかった。

中には荷物を入れるスペースがいっぱいで困っている人がいた。

早く乗らなくては行けないのはこういう時だな。

アナウンスが終わってからすぐ飛行機が動き出し滑走路へと向かった。

今回僕が選んだのは全て中国南方航空。

白と青がキレイな機体だ。

中国経由なのはこれが理由だったのだ。

おそらく中国南方航空がホームとしている空港は広州なのだと思う。

白と青の機体が多く並んでいた。

あんなに飛行機が必要なのだろうか。

相当な資本力だな。

中国も侮れないな。

出発する順番が来た。

そして強い力を感じてからこの飛行機は飛んでいた。

ここからベトナム、ホーチミンまでは近い。

飛行機での話だが近い。

成田からのフライトよりもストレスを感じなくてよさそうだ。

ホーチミンに着いた頃は夜中のはずだ。

空港で朝までどう時間を有意義に潰せるかを考えなくてはならない。

そもそも時間を潰すって何だ?

なぜ旅をしているのに時間を潰さなくてはならないのだろう。

この考え方も少しずつ変えていかなくてはいけないのかもしれない。

もともとホーチミン空港からどうすば市街地に行けるのかなんて分からない。

そして市街地からカンボジアへのバス乗り場もよく分からない。

時間があるのならそういうことを考えるべきではないのか。

本当は広州の空港内でそれをやっておけば良かったのだがやらなかった。

とりあえずホーチミンに着いたらWi-Fiに繋ごう。

どうやって繋げられるか分からないけど。

つづく。

 

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