海外駐在員について

みなさんこんにちは。

今回は海外駐在員について書いていきたいと思います。

僕はフィリピンで働いていて駐在員ですので自分の状況や自分の知り合いの状況を中心として話を進めていきます。

基本的に駐在員は日本の会社に所属しています。

しかし現地法人の社員もしくは社長となっているためビザはワーキングビザを会社からサポートして与えてもらっています。

海外で生活していると実感しますが我々海外労働者に一番必要なのはビザです。

これがなければ帰るほかありません。

ここで僕をはじめ他の駐在員や現地採用の日本人の状況を説明するとビザは会社からのサポートではじめて許可が出ます。

そしてそのビザの申請をサポートをしてくれるのは会社のローカルスタッフです。

僕でいうフィリピンの会社というとローカルスタッフはフィリピン人です。

ここに1つ問題があります。

 

彼らフィリピン人はビザの重要度が分かっておりません。なぜなら彼らはフィリピン人であり特別な申請をしなくてもフィリピンで生活をすることが出来るからです。

しかし日本人はこの国では外国人なのです。

ビザの大切さを1番に感じてほしいです。

僕に1回だけ起きたことはフィリピンでのワーキングビザは毎年更新なのでその時期になると約1ヶ月前にはローカルスタッフに言って更新の指示をします。

僕はこのあとにすぐに更新の手続きをしたものだと思ってしまいました。

そして更新時期の残り3週間になった時にふと嫌な予感がしてローカルスタッフにビザ更新の申請は済んだか確認しましました。

していませんでした。

その時スタッフは別の仕事で忙しかったそうです。

その後忘れてしまってずっと引き出しの中にしまったままでした。

あわてて再度ビザ申請を指示した時には遅く更新に1ヶ月近くかかるものを経済特区の省庁に自ら出向きお願いをしてやっとビザの更新が出来ました。

これは数多くいる日本人の駐在員や現地採用者のあるあるに近いものだと思います。

特に中小企業に多くあわててパスポートを提出している会社をよく聞きます。

ビザはわれわれ海外に住んで仕事をする外国人の生命線です。1回こういうことがあった以上、いまは非常に気を付けてビザ更新をしています。

確かに僕が日本で働いている時に同僚の外国人がビザの関係で1回自国へ帰りビザの取り直しをしてまた帰ってきたことがありました。

その時はそんなにビザの取得って大変なのかな?とかわざわざ自国に帰ってまで日本で働きたいのかな?なんて思っていました。

その外国人が一時的に会社を離れてしまうのでその人が抜けてしまった分自分たちが忙しくなりいい迷惑だなとさえ感じていました。

しかしいま僕が同じ状況になりビザの大切さを痛感しています。もしこれから海外で働きたいとかこれから駐在員として海外で働く時はビザの大切さやビザの種類などについても調べておいた方が良いと思います。

僕が働いているフィリピンでは基本的に9GビザかPEZAビザで働いている人がほとんどだと思います。

PEZAビザは効力が非常に強くPEZA(Philippine Economic Zone Authority)というフィリピン国内の経済特区内に登録している企業の駐在員が取得できる特別就労ビザで取得している限りは何不自由なく生活や仕事ができます。しかしこの他にDOLE(Department Of Labor and Employee)という日本でいう労働基準局のような機関からAEP(ALIEN EMPLOYMENT PERMIT)という別の就労許可証が必要になります。

このPEZAビザは国外へ出る時も入国する時も特別に何もすることはなく空港の入管を旅行者と同じように通ることができます。

そして9Gビザですが基本的にPEZA経済特区外の企業の駐在員や現地採用者がこのビザとなります。もちろんAEPも必要となります。フィリピン国内で仕事は出来ますし生活している分には何ら問題はないのですがPEZAビザと圧倒的に違うのが国外に出る時に出国税が必要となるのです。それも毎回出るたびに違い金額を請求されるというよく分からないシステムで誰がどう決めて管理しているのかも分からない状態です。

この2つのビザが圧倒的に多いのですが中には駐在期間中にフィリピン人女性と結婚したり会社を辞めたけどそのままフィリピンで生活したいなどの理由で別の投資ビザやリタイヤメントビザ、あとは年間50人程にしか発行されないクォータービザ、フィリピン 人女性と結婚して得られる結婚ビザなど様々なビザがあるので1度確認してみるのも良いと思います。

駐在員には会社の裁量によって異なりますが住む場所は一般的にコンドミニアムの1室を借りて移動手段の車に運転手をつけてくれるところが多いです。

なかには家族でフィリピンに移住してきてメイドさんをつけてくれたり仕事のための英語学校費用や子供が日本人学校に行くサポートをしてくれる会社もあるみたいです。

駐在員の給料は基本的に日本の給料は日本円で口座に支払われてフィリピンの給料は別で支払われることが多いのですが税金の関係で全てフィリピンペソで支払われたり米ドルで支払われたりと様々です。

会社の選択もあると思いますが会計で困ることが多いのでいろんなパターンを模索しながら毎回給与支払い方法が変わる会社もあります。

日本で給料をもらいつつフィリピンでも給料をもらえる非常に駐在員にとって優遇されているように見えますが駐在員にとってここにいること自体ストレスに感じていたりこの待遇を捨ててでも早く帰りたいと希望する人もいるみたいです。

ちなみに僕はどちらでもいいし任期もあやふやでちょっと分からない状態です、なるようになるさって感じですね。

住めば都って言いますし。

給料や待遇で文句を言っている駐在員は多くありません。それだけ充実したサポートを本社からしてもらっているのだと思います。(僕は常に文句を言っていますが)

そして1番の問題が今回の本題である仕事の進め方に違いがあるということです。

ここに慣れるのに最低1年はかかります。

日本みたいに簡単ではありません。日本でも簡単ではないのでしょうがあえてそういう風に表現させていただきます。

日本企業の多くはPEZA経済特区内にありここで業務をこなすこととなります。

ここでは製造工場が多く日本の人材不足や賃金上昇も相まって特に発展途上国に製造部門を持ってきている企業も珍しくありません。

ここでは多くの従業員が日本人指導員のもとで製造しています。フィリピンの人はよく働いてくれますがよく休みます。

意味がわかりませんよね?

これは日本と同じでよく働く人とよく休んでしまう従業員がいるということですが発展途上国は会社を休むことに対して何の抵抗もありません。もちろん正社員であれは有給はあるし使う権利はあるが平気でそれ以上に休みます。

特に月曜日は会社を休む従業員が多いです。

会社として機械や人間をフルで稼働させたいのに従業員が休んで稼働率が落ちることも多々あります。

会社はそれを理解して必要従業員数の1割ほどを多めに確保しておきます。しかし日本の本社は黙ってはいません。駐在員がどんなに説明しても理解してもらえず苦労している駐在員はいっぱいいます。

なので社員全員が出社した時はこんなに従業員いたっけ?みたいな錯覚を起こすことにもなりますしそんな時に日本からお偉いさんが視察に来ていればたまったもんじゃありません。

そして製造会社によくあることなのですが機械がよく壊れます。

それはフィリピン人の使い方が悪くて壊れるのではなくて電気事情がほとんどです。

特に日本のお下がりを持ってきた会社は電気の安定器を導入したとしても壊れます。

日本では壊れないような場所が壊れてフィリピン人のせいになったり駐在員は説明に苦しみます。

そして作業するにも日本の仕事のスタイルを教えるのに苦労します。

もちろん日本から応援で指導者が来ても苦労します。

特に多いのは教えてもらったことを自分でアレンジして作業してしまうことや自分なりにいいと思ったスタイルを勝手に進めてしまい失敗した時に言い訳が始まるパターンが多いです。

指導者は帰国した後に教えたはずなんだけどなというのが決まり文句です。

不良品数もごまかしますし最悪部品購入金額もいつの間にか変わってしまっていることもあります。知らないうちに調達担当の知り合いの部品屋から少し高い値段で仕入れていて浮いた金額の分は後でどうなっているのか分かりません。

いまだに発展途上国は袖の下というかアンダーマネーが横行しています。それは事実です。

調達先が変わった理由を聞くとだいたいの理由は新しい調達先の方が納期が早いとか支払い条件が良いとかを言ってきますがそもそも調達先を変える時に報告がない社員なんて上司を尊敬していないのと同じでいらない社員となります。

このようなことが全て悪いことにつながるかというとそうでもないのですが不正を防ぐためにはどんな理由でも厳しく取り締まる必要があります。

あとは駐在員数ですが中小企業は基本的に1〜2名です。

その少数で全てのローカル従業員を見なくてはいけませんし何か不正や間違ったことを見過ごしてしまった時には本社からのお怒りの連絡が来ます。

僕は思いますが正直少数で書類確認から現場確認まで全てをこなすのは非常に難しいと思います。駐在員から仕事を任せるために社員がいるのであって全部自分で抱えてしまうのは良くないとかそれだったら社員を減らせと言われます。

ごもっともなのですがそれがなかなか出来ないんですよ。

いろいろと難しい事情がありまして。

その難しい事情はまた後にして今回はここら辺で終わりたいと思います。

ちなみにこの事例は僕がフィリピンにいて実際に起こったことや周りの会社で起きたことなのでよりリアルなものだと思っています。

以上。

 

 

 

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