フィリピン ルソン島 封鎖 ロックダウン

フィリピン

みなさんこんにちは。

3月中旬にフィリピンのルソン島(マニラがあるフィリピンでは1番大きい島)が封鎖されました。

世界ではロックダウンと言います。

今なお世界で猛威を振るっているコロナウィルスが蔓延しているからです。

いま現在もロックダウン中です。

あれから1ヶ月くらいが経ちます。

僕のようなフィリピンに駐在して仕事で来ている人間にとっては今回の騒動のおかげで仕事が出来ないじゃんと思っています。

これは大きな間違いだと思います。

今世界は非常に危険な状態にあります。

おそらく今回の事態は歴史上の出来事の一つとしてこれから教科書にも掲載されるレベルの出来事です。

日本人はいい意味でも悪い意味でも災害慣れしています。

こういう時には僕自身も含めて仕事のことを優先して考えてしまいます。

なにせ日系企業のお客さんは日本にある日系企業がメインになることが多いです。

そして日本にある企業は今も動いてますのでフィリピンそして世界で起こっているこの事態に対して軽い気持ちで生活していると思います。

僕自身も1ヶ月前はコロナウィルスを舐めていました。

しかしいまここまで来てしまった状況で仕事を優先するのはいかがなものかと思います。

僕もいま中小企業の駐在の身で会社を任されています。

うちの会社はフィリピン 人社員に協力してもらい稼働しています。

もちろん制限されたルールの中でですが売り上げを作りたいがために社員には来てもらっています。

これは正しかったのでしょうか?

僕には分かりません。

同じ駐在さんからはどうやって稼働させられますか?とかスタッフに来てもらいたいけど、どうすればルールを守りつつ出社してもらうことができますか?と聞かれる。

僕は知っていることを全部伝える。

もしルールを守らないまま稼働していたら政府、警察、労働基準局から何を言われるかわからない。

もしかしたら自分の社員が会社を訴えるかもしれない。

そこで会社に非があれば間違いなく裁判には負けるだろうしウチのような小さい会社は飛んでしまうかもしれない。

納期は守りたい。

売り上げは最低限維持したい。

そのためにはフィリピン 人スタッフに協力してもらわなくてはならない。

毎日のように変わる情報やルールに敏感になり各省庁に確認をしないといけない。

スタッフで解決できないことは自ら出向いて危険をおかしてでもフィリピン 人のお偉いさんと話をして分かってもらわなければいけない。

こんな状況の中でフィリピン 人スタッフを巻き込んで会社を稼働させていいのだろうか。

本来であれば一時的に会社の操業を停止して家でおとなしくするべきだと思う。

フィリピン政府のロックダウンは正しいし事態がおさまるまで継続するべきだと思う。

でもここで一つ深刻な問題に直面することになります。

いや、もうすでに直面しています。

ロックダウン。

すなわち家から出るなということです。

これを続けていくとどうなるでしょう。

仕事に行っていないので給料がもらえません。

食べられません。

すでに日本人が何人か盗難や強盗に遭っています。

いつ暴動が起きてもおかしくありません。

実際ケソンシティで暴動がありました。

理由は配給問題だそうです。

本当にみんなが並んで配給をもらうのだろうか?

本当に1つだけ配給をもらいおとなしく家に帰るのだろうか?

僕はそんなことないと思います。

フィリピン 人のことが嫌いでこういうことを書いているわけじゃないのです。

これは現実に起こっているのです。

コロナウィルスに殺される前に人間に殺されてしまいます。

僕自身もフィリピン 人スタッフを犠牲にして会社を稼働し続けています。

罪悪感が無いかといえば嘘になります。

しかし仕事がないと彼らは食べていけません。

大きな企業だったら満足する金銭的サポートが出来ると思います。

ウチのような小さい会社は出来ません。

僕が出来ることといえば仕事をしてもらうことしかありません。

少しでも売り上げを維持したいという僕の都合も含まれていますが社員のことも思っているつもりです。

30%の日本人駐在員が帰国したと聞いています。

正解です。

でも僕は今もここで生活をしています。

早くこの事態が収束して普段の生活を取り戻したい。

他力本願だが僕らはただ、待つことしかできない。

 

 

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