拝啓 ペンタックス K-3 mark3様 

カメラ・写真

ペンタックスが先日新規開発のAPS-Cフォーマット一眼レフカメラの発売時期を2021年2月頃だと発表しました。

先に言うと筆者はペンタックス愛用者であり7年ほどKシリーズとの付き合いがある。

ひとこと言いたいのは今さらAPS-Cですか?

そして一眼レフですか?

かつてのライバルたちはすでにミラーレスへと舵を切っていて顧客のニーズ優先で動いている。

何故ですかと言いたい。

しかしこの時代に一眼レフを追求するあたりはペンタックスらしい。

私はK-3シリーズには非常に強い思い入れがあり自分のカメラライフを変えてくれたものだと思っている。

おそらく20ヵ国は撮ってきている。

良くも悪くも共に旅してきた相棒である。

現在はK-1を所有しておりK-3は家族に譲った。

ペンタックスの良さはとにかく頑丈なところである。

特にAPS-CフラッグシップのK-3は凄かった。

海や砂漠で落としても何ともなく動いていた。

その時使っていたサードパーティ製レンズは後にお逝きになりましたが。

レンズも純正で特にスターレンズであれば怖いもの無しだ。

どこに行っても写真は撮れるだろうと今でも信頼している。

新フラッグシップAPS-Cの名前はK-3 mark3。

え?

なんか変じゃない?

ちょっとツッコミを入れたくなるようなネーミングセンス。

まぁそれは良いとしてセンサーは2500万画素付近。

明らかに前回とは違う新センサーを積んでいる。

もともと画質は良かったのにもっと良くなるのだろうか?

それとも高感度撮影などに恩恵があるのだろうか?

撮ってみないと分からないが楽しみだ。

手振れ補正は変わらず本体側に搭載されていて使うレンズを選ばない。

写真の通り薄くなっている。

これを見る限り女性が問題なくこの機種を使えると思う。

動画のことには全く触れていなかったので期待しない方が良い。

4K 30fps撮影で30分やら4GB書き込みの制限はあるだろう。

あくまでもこのカメラはスチルとしての役割のみですと言っているようなものだ。

スロットに関してはSDカード類だと思うがダブルとは書いていない。

私の確認不足なのかもしれないがダブルでないと困る。

操作系はペンタックスを使っている人であれば問題なく使いこなせるだろう。

ペンタックスは良くも悪くもギミックが多く全てを使ったことがない。

便利なのだろうがそこまで行けなかった私のスキル不足だ。

背面液晶はドット160万あたりだろうか。

タッチパネルも搭載しありがたいのはアウトドアモニターだ。

野外で見えづらい時に必ず使用している。

ISO感度は1,600,000となっていて暗闇の撮影でも問題ない。

逆に言うとこの数字だと見えないものはないんじゃないかと言うくらいである。

シャッター音などは触ってみないと分からないがホームページ内の試写動画の音を聞く限りでは従来のシャッター音に近く気持ち良く撮影できるはずだ。

最初にも言ったが何で今あえてAPS-Cで一眼レフなのかだ。

社名の由来通りペンタックスだから。

本当にそうなのかは分からないが本当だったらなかなかの強者だ。

開発ページでも書いてあったがとにかく力を入れたのがファインダーの見やすさだそうだ。

もともと見やすかったじゃんとツッコミを入れたくなるがアップデートされたファインダー写真を確認すると明らかに視野は大きくなり見やすくなっていると思う。

最近のカメラは各社本当に素晴らしく写りの差はあまり感じられないように思う。

どうせレタッチするしと言うと元も子もない。

画質がここまできたのならいかに撮っている本人が気持ち良く撮れるかである。

撮っていてテンションが上がると言うのは非常に重要な要素だ。

これは数字には表せられない。

そしてペンタックスの理念としてコンパクトと軽量だ。

持ち歩かなければ意味がない。

私も写欲が出ないときどうしてもバックに入れる気にならない。

大きくて重いと本当に億劫なのだ。

買った当初はどんなに重くてもそして大きくてもいつでもこのカメラを持ち運んでこの世界の一瞬を切り取ってやるんだと意気込んでいるものである。

しかしそれが少しでも億劫になると「スマホでいいや」になってしまう。

写真を撮る意味はそれぞれ違うと思うがカメラを持ち運ぶことは本当に大切なことで多くの人が部屋に置きっぱなしで次に使おうと思った時にはホコリを被っておりしばらく使っていないうちに世間では新モデルが出てそっちを買いたくなり家電量販店へ行くことになる。

私も経験があるが1回でも持ち運ばないと半年から1年は稼働しない。

スマホが大活躍することになる。

そう言う意味ではコンパクトで軽いと言うのは間違いなく正義である。

たとえ有名ブランドのフラッグシップ機を所持していたとしても撮らなければただのオブジェにすぎない。

コンパクトで軽くて画質が良いのであれば手にするべきだろう。

今回のK-3 mark3はお世辞にも軽いとはいえないかもしれないが持つ意味は絶対にあるはずだと思う。

多分買う。

値段はよく分からない。

買うと決めたら何かを犠牲にしてでも買うと思う。

この想いが2021年2月まで続いていたら私の手元にはK-3 mark3があるだろう。

ペンタックスさんにひとつだけお願いがある。

AFだけ何とかしてくれませんか?

良くも悪くもと言った悪い方は間違いなくAF。

改良してなくても買うんだけどAFは早い方が良い。

他にいう事はないですよ。

旅をする上で電池切れの心配が少ない一眼レフ開発は本当にありがたいです。

ニコンD6やキャノン1DX mark3に対抗できる機種を作っていただけることを願っております。

ちなみに私は現在仕事の関係でフィリピン マニラに住んでいます。

この大気汚染とスコールと言いたいくらいの大雨、そしてとにかく汚い生活環境。

この中で私のK-1が今も変わらず活躍していることを報告して終わりにしよう。

しばらく日本に帰れないけど2021年2月に帰れたらK-3 mark3欲しい。

多分買う。

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