僕は2018年にペンタックス K-1を買った。
フルサイズのペンタックスを使いたかったが駐在という立場でフィリピンに住んでいるためなかなか日本に戻ってくるタイミングがなく手にできなかった。
ずっと買う準備はできていた。
日本に帰る機会があり僕はすぐK-1を購入した。
事前にDA★55mm f1.4とタムロン70-200mm f2.8がそのまま使えることは知っていた。
しかし標準ズームが無くどれを買おうか迷っていた。
K-1と同時期に発売されていたDFA 24-70mm f2.8はレビューを色々と見てスルーしようと思った。
その代わりDFA 28-105mmを購入した。
写真投稿サイトの作例を見ての決断だったがこの選択が良かったかどうかは分からない。
そして中古だったが念願のFA31mmも買った。
今まで日本に帰ってこれない鬱憤をはらすかのように散財した。
実を言うとフィリピンの駐在期間で2日連続の休日があるとすぐ海外に出かけていた。
地図で見ると分かると思うがフィリピンは東南アジアからまんべんなく近い位置にあり飛行機のチケットが非常に安価なのだ。
僕は席にこだわっているわけではないので一番安い席を探し時間があればすぐ購入しすぐ飛んでいく感じだ。
幸い僕の住んでいるマニラのマカティと言う場所は空港から非常に近く30分弱で到着してしまうのだ。
この恵まれた環境をいかさない手はないと思って乱れ打ちのように各地へ飛んでいた。
片道5,000円のチケットなんてザラにあったしインドネシアのジャカルタまでは3,700円という破格の金額で飛行機は飛んでいた。
K-1を手にする前にこういうことをしてしまったからK-3での写真の方がかなり多い状態だ。
少し後悔している。
しかし僕のフィリピン駐在期間は決まっているわけではないのでしばらく帰任することはないだろう。
また同じ国でもいいからこのK-1を持って撮ればいいと思っている。
K-1で試し撮りした写真を見てみるとやはりK-3とは違う画が出てくる。
素晴らしいの一言だ。
しかしここで少し問題が発生した。
K-1は3,600万画素という高画素に位置付けられていて非常に高精細な写真と引き換えに大量のデータを必要としている。
僕はパソコンなどの類に関しては非常に弱くこのデータをどうやって管理すればいいのか少しパニックになったくらいだ。
会社から支給されているDELLのパソコンでは到底この大きいデータを処理できないことは分かっている。
試しにやってみたが本当に読み込みが遅い。
パソコンなんてSDカードさえ突っ込んでしまえば勝手に読み込んでくれるものだと思っていたがそんなに甘くはなかった。
僕の趣味は写真を撮ることでこれからも続けていきたいと思っている。
だからパソコンにも投資しなくてはならなくなってしまった。
投資というのは後でリターンがくるもので僕の場合は投資では
なく散財だった。
僕は色々とクリエーターやYouTuber達が使っているパソコンを調べてみた。
みんなリンゴのマークが付いたパソコンを使っているではないか。
僕もこれにしよう。
アップルのホームページでMacbook proを見て色々とオプションを付けた。
総額30万円近くになっていた。
こんなに高いものなのだろうか。
カメラより高いではないか。
しかしこれから何年も使うであろうパソコンに違いないからここは妥協せず買ってしまおう。
この期間にかなりの金額を使ってしまった。
まあ仕方がない。
これも自分の趣味を充実させるためだ。
自分にそう言い聞かせた。
そしてこの後に僕はオーストラリアに行くことになる。
またもや飛行機のチケットが破格の38,000円(往復)だったからだ。
マニラからシドニー往復でこの金額はなかなか無いと思い速攻で買いK-1の準備をする。
シャッター音ヨシ。
ファインダーヨシ。
画質ヨシ。
暗所性能ヨシ。
連写はちょっとアレだけどまあヨシ。
せっかく買ったフルサイズセンサーだ。
撮って撮って撮りまくるしかないな。
楽しみで仕方がない。
しかしK-1よお願いだ。
ミラーパタパタみたいなのはやめてくれ。
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